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点眼・軟膏のつけ方で気をつけることは?
点眼容器の先や、先についたままの雫を直接目に触れさせないことです。必ず、目から離して点眼容器を持ち、そこから雫を落として目に滴下するようにしてください。点眼容器が目に接触すると、そこからバイ菌が容器の中に侵入し、バイ菌だらけの液をさすことになります。軟膏の場合も同じです。軟膏は清潔な綿棒などに少量取り、下まぶたをアッカンベーの状態にしてそこに乗せます。2~3回まばたきをすると、目全体に行き渡ります。
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寝る前に目薬をつけちゃいけないの?
通常の目薬は、約20回のまばたきで、目の表面の薬が流れてしまうので心配いりません。必要な量はまばたきがくり返される間に、目に浸透してしまいます。 ただし、ドライアイの人が防腐剤入りの目薬を使う場合は例外です。この場合は、目薬を使った後5分後に防腐剤ぬきの人工涙液を点眼して、洗い流してから寝るようにします。
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目を手術するというと怖い気がしますが痛くないのですか?
局所麻酔をしたあとに手術をするので、手術自体は痛くありません。 ただし、手術の最中は、目の手術を受けているという感覚はあります。 最近は、麻酔方法も進歩し、注射針で麻酔薬を注入する方法に代わり、点眼による麻酔を行う医療機関がほとんどです。点眼麻酔ならば麻酔時にも痛みはありません。また手術後に痛みを感じることはまずないので、安心して手術を受けてください。
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白内障の手術は早く受けたほうがいいですか?
手術は、水晶体の濁りがまだそれほどではない時期に行っても、かなり濁ってしまってから行っても、手術後の見え方に変わりはありません。 白内障が進んでしまっていても、手遅れになる心配はないのです。 ただし、白内障を放置しておくと、ほかに目の病気が起こってきたり、ほかの病気が悪化するような可能性がある場合は、すぐに手術を受けなければなりません。 白内障だけに関していえば、日常生活に支障が出てきたときが、手術の時期と考えてよいと思います。
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目薬をたくさん出してほしいのですが可能ですか?
保険診療では、都道府県によって多少異なりますが、一回に出せる薬の本数に決まりがあります。目薬の場合、一日に何回さす薬で、何本まで、というように決まっているのです。飲み薬の場合は、最高で14日までのものが多くあります。「自費で良いので薬をたくさんほしい。」という方もいらっしゃいますが、保険診療では、残念ながら薬だけ自費というのは出せない事になっています。