健康フォーラム

第1回健康フォーラム 2006年12月01日(金)
飛蚊について
眼の前に虫の様なものが見え、眼を動かすとついてくる、或いは髪の毛の様なものが見える。
この様なことを訴えて来院される方は多いです。この現象を私たちは飛蚊と呼んでいます。 この現象を起こす部分は目の内にある硝子体という部分の変化です。 この硝子体の前方には水晶体があり、後は網膜という目の底と接しています。 この硝子体は目が動くと一緒に動きますが、透明なこの中は目の前に何か飛んでいる様には決して見えません。 何らかの目の異常が生じると硝子体混濁が生じて目の前で何か飛んでいる様に見えます。 目の異常としては、ぶどう膜炎、硝子体出血、網膜剥離などが主なものですが、その他、色々な変化に伴って認められますので、飛蚊を認めたら、直ぐに眼科で診てもらうべきです。 なお、網膜剥離は失明することがありますので、その徴候がないかどうか早急に診てもらうことが肝要です。
時々誤解されておられる方がおりますが、飛蚊が網膜剥離ではありません。
従って、飛蚊を自覚しても網膜剥離があるとは限りませんが、その徴候があるのかどうかを早急に調べる必要があるということです。
また、飛蚊が白内障と思っている年配の方がおられますが、水晶体が混濁した形が白内障であるので、水晶体に濁りを生じても飛蚊は生じません。 いずれ網膜剥離や白内障についてお話いたします。尚硝子体混濁に対して有効な治療法がなく、お付き合いをしていただくことになります。

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小野眼科
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